安土城天主信長の館 展示案内
安土城天主信長の館
幻の安土城天主を原寸大復元(最上部2層)
スペインセビリア万国博覧会(1992年)
近年になり、加賀藩の御抱大工に伝わる「天守(主)指図」が発見され、元愛知産業大学学長 故内藤昌氏による遺跡調査、実測調査の結果「安土城」であることが解明されました。
1992年(平成4年)、スペインセビリア万国博覧会の日本館のメイン展示にて、その華やかな大航海時代に匹敵する信長が新たに切り開いていった日本の黄金時代を象徴する「安土城天主」、狩野永徳と一門が描いたと言われている’金碧障壁画’を世界の人々に紹介するため大プロジェクトが立てられ、現代の名工巨匠が魂と誇りをかけ復元に挑みました。
1992年(平成4年)、スペインセビリア万国博覧会の日本館のメイン展示にて、その華やかな大航海時代に匹敵する信長が新たに切り開いていった日本の黄金時代を象徴する「安土城天主」、狩野永徳と一門が描いたと言われている’金碧障壁画’を世界の人々に紹介するため大プロジェクトが立てられ、現代の名工巨匠が魂と誇りをかけ復元に挑みました。
日本館のメイン展示として出展された復元安土城天主は、それまでの万国博覧会史上もっとも多い入場者520万人を記録し、世界に人々に感動を呼びました。
館内のご案内
安土城天主の最上部2層を原寸大に復元展示
VR安土城 バーチャルリアリティ映像を上映
近世城郭の歴史はここから始まった!
蘇った幻の名城、安土城を『信長の館』館内の
200インチの大画面シアターで楽しむことができます。
●VR安土城とは
発掘調査や研究資料に基づき、安土山に建てられた安土城と家臣の屋敷、城下町をCGで再現したシステムで、ショートムービー版とマニュアル版の2つから構成されます。
●VR(バーチャルリアリティ)とは
コンピューターグラフィックや音響効果を組み合わせ、人口的に現実感を作り出す技術。対象者の操作により、ある程度自由に仮想空間を移動することが可能です。
ショートムービー版
1581年(天正9年)、安土城創建当時の安土城を舞台とした15分のショートムービー。
天正9年の夏、完成した安土城に呼ばれたポルトガル人宣教師ルイス・フロイスの視点で、信長の人生の集大成とも言える、安土城を描いたショートムービーがご覧いただけます。
マニュアル版
コントローラーを使ってVR安土城の空間を自由に行き来することが出来ます。信長や秀吉、また鷹の視点など、様々な視点を体感することが出来ます。
5つの異なる視点から自動的に進む「コースセレクト」と、8つの場所にジャンプする「シーンセレクト」で臨場感を体感できます。また、安土山の異なる四つの時間帯(朝・昼・夕方・満月)を選び、空間内をある程度自由に散策できます。